愛おしき漂着物たちを冊子にしました。
ここで紹介されているのは、決して珍しいものではなく、海に行けば誰でも拾える可能性のあるものです。
見立ての面白さや、ちょっとした発見。
漂着物には、これからの未来を軽やかに生きていくヒントがある気がしてなりません。
<H24c W18.2c 94g 全36頁>
以下冒頭前書き
ここに並ぶのは、取るに足らないガラクタ。
海で拾った漂着物である。
私の一番古い記憶は今から25年前、高知県の桂浜で拾った緑の石。
そこから現在に至るまで、四半世紀に渡って私は海のガラクタを拾ってきた。
ある日は、誰もいない真冬の北海道の凍てつく浜で。
ある日は、男女がナンパ合戦を繰り広げる真夏の賑やかな浜で。
当然の事だが、私はそれらを全て『無料』で手に入れた。
おそらくここで紹介する多くの物は、世の中で売買される事はないだろう。
値札が付かない『何か』
無意味、無価値、無駄。
私の愛すべき宝(ガラクタ)たち。